代表理事市川 マヤ(居宅介護支援管理者・社会福祉士・ケアマネジャー)
2000年。家族にばかり頼れない時代になってきたことを何となく感じ、ちょっとした困りごとを地域の人たちで助け合う仕組みがあったらいいねと、会員制たすけあい活動「陽だまりクラブ」がスタートしました。
そして2016年。待機児童、介護離職、ダブルケア(子育てと介護を同時に担う)と、子育てや介護を取り巻く環境はますます厳しくなり、直面している家族にとっては大変な困りごとになってしまいました。
家族と言っても、そのカタチは様々。事情も様々。どうしても行政の決めたルールから外れてしまう人たちが出てきます。NPO法人陽だまりの役割は、そんな人たちの拠り所となる仕組みをつくり、続けていくこと。目指すは、「ここに住んでよかった」という思い。それは、陽だまりに関わる全ての人たちの願いです。
暗いニュースが多い昨今ですが、陽だまりの財産である「ぬくもり」「やさしさ」、そして人を惹きつける不思議なパワーを存分に発揮して、これからも人と人とをつなぐ「接着剤」「居場所」の役割を果たしていきたいと思います。
どうぞ変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
副代表理事佐々木 政美(訪問介護管理者・介護福祉士・ケアマネジャー)
副代表に就任させていただき3年が経ちました。当初、私が目標としてきた3つの事柄を振り返ると、地域課題の掘り起こしでは、訪問介護事業に携わる内容であれば、関係機関と連携を取り解決に向け広域プロジェクトにも参加させていただくことができましたが、他の分野では情報収集努力が足りないと痛感させられました。
事業内容の充実化については、平成27年度は訪問介護事業では微力ながら365日稼働することができました。これもヘルパー一人一人が利用者様の事を思い、チームとしての協力体制が取れてきている証拠ではないかと思います。
また、人材育成についてもヘルパーの質の向上を目標に介護技術やカンファレンスに力を入れています。継続することで、利用者様に安心してサービスを受けて頂くことができるのではないかと思っています。
以上のことは継続課題として取り組ませて頂けたらと思っています。
今後共、陽だまりを応援頂きたいと思います。
副代表理事山本 陽子(介護福祉士)
陽だまりの原点は、現在の“陽だまりクラブ”。毎日入ってくる様々なご要望に、どんな時も何年経っても変わることなくシンプルに「助け合い」という具体的な力と「支えあい」という精神的な力で、できることから始めます。
生活のお困りごとに対し、「できない」を「できる」にしていくための“知恵”と“少しの力”を貸してくださる仲間との出会いをいつもお待ちしています!